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coming soon spring….

 

寒い冬というトンネルを抜ければ、其処は一面サーモンピンクの桃源郷

小鳥たちが囀り

昊は明るく

サラリーマンという日本なのに横文字の人種は送別会及び歓迎会という名の人々の集大成に溺れ

大量のアルコール摂取を施し、道端を自身の部屋と勘違いをし

それは深いノンレム睡眠に陥る。

気がつくと昊に光が舞い降りてきて、瞼の裏を熱く焦がす。

ここは...?

光を浴びながら、天に召されたのではないかとかと辺りを見回す。

冷んやりとした石畳の地面を触り、生きてるという実感を得る。

ここは。。。誰の家だろう?

整った石畳の地面から視線を光の方へ向けると、丁寧に磨かれた黒い門が【おそらく毎日磨いているに違いない】僕の目前に立ちはだかる。

こんな家に住めたら。。。僕は嫉妬に近い感情を覚える。

考えても仕方ない、、、立ち上がり、

頭の下に敷いてあった【きっと一晩中僕の頭を保護していてくれたに違いない】買ったばかりのボッテガヴェネタのトートバッグの汚れを丁寧にはらい

立ち上がる。

頭が割れるようだ。。。。

これはエタノールの大量摂取により自身の代謝能力以上に摂取することにより引き起こされる、不快な身体的状態、、、

今、まさにエタノールがアセトアルデヒドに代謝されてる。。。そんな予感がした。

しかも、大量に僕の体内を征服している。

今のところ情勢を見るとすれば、エタノールの一人勝ちってとこだな。。。。

僕は目を閉じて微笑する。

 

そして、目を開け顔を上げ光の先を凝視する。

目も頭も割れるようだ。。。

 

そうして、僕は光の方へ歩き出す。

 

つづく

 

 

新しいワインもカクテルもお料理も入っておりますので。是非ご賞味ください。

19時から25時半まで3人のパフォーマーでお送りしております。

イレザイルより。