こんにちは、BAR11黒田です。

 

フードメニューが変更になり、人気定番メニューの一つである生ハムを新しくしました。

今回の生ハムはプロシュット・ディ・パルマ。パルマ産のプロシュット、パルマハムって奴です。

そもそもパルマってどこ?と思うので簡単に・・・

イタリアは20州あります。その中にエミリア=ロマーニャ州という州があります。

↓ 赤いところがエミリア=ロマーニャ州です。

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ボローニャ、モデナ、パルマ、フェラーラといったルネッサンス都市もエミリア=ロマーニャ州内にあります。また、イタリア自動車産業の中心地でもあり、フェラーリやランボルギーニの本社もここです。

因みに私は「ラフェラーリ」というフェラーリのスーパーカーが、、、

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あ、すみません、話が逸れました。エミリア=ロマーニャ州の中にパルマ県があります。

↓ここ

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このパルマ県が更に細かいコムーネに分かれていて、その一つであるパルマが県都です。

Map_of_comune_of_Parma_(province_of_Parma,_region_Emilia-Romagna,_Italy).svg

はい、だんだん訳わからんくなってきましたね。このパルマの南に位置するコムーネ、ランギラーノという地域?村?でパルマハムは作られています。

↓ はい、ここがランギラーノ村です。

Map_of_comune_of_Langhirano_(province_of_Parma,_region_Emilia-Romagna,_Italy).svg

 

世界中にあるパルマハムの殆どはこのランギンラーノ村で作られているそうです。

 

前置きが長くなりましたが、このランギラーノ村にある老舗のピオトジーニ社の生ハムを今回使用しております。

↓ メーカーさんの紹介です。

ピオトジーニ社はランギラーノ地区の自然の風だけを使って生ハムを熟成させている、パルマでは数少ない高級パルマハムのメーカーです。このパルマハムメーカーの大きな特徴は、キュアリング(乾燥熟成)の他に地下熟成庫によるエージングをしている点です。パルマハムはスペインの生ハムでは通常行っているエージングを殆どやっていなく、キュアリングだけで熟成をかけているからです。ピオトジーニ社の地下熟成庫では地上の熟成庫より多めの湿度が管理され、乳酸菌などの良質なバクテリアを活性化して更なる熟成がされています。

 

だそうです。このエージングが他のパルマハムとは味に大きな差が出るみたいですね。創業は1905年。めっちゃ老舗ですね。ピオトジーニの最大の特徴は

・近代的な空調整備に頼らない。

・熟成庫の大きな窓から自然の風に生ハムをあてる熟成方法

・パルマにおいても数社のみに残されている伝統製法

・アペニン山脈から吹く冷たい山風が生ハムを硬く、美味しく引き締める

もうパルマハムとかプロシュットとかでなく、ピオトジーニ社を味わってみて下さい。ワタシは試食して「今まで食べてた生ハムは何やったんや?」と思ったくらいです。

 

気になるお値段は¥1,000.-です。ボリュームは以前だしていた生ハムよりありますんで、是非召し上がってみて下さいね♪

 

このピオトジーニのパルマハム、成増が誇る某イタリアンのIWIシェフの超イチオシです!!!