SNSでは入荷した事をお知らせしていたNIKKA「鶴」

「竹鶴じゃなくて?」

と言われる事がよくありますが、「鶴」という商品名のブレンデッドウィスキーです。

実はこれ、今年の4月に宮城峡蒸留所へ見学に行った際に少しご紹介したアレです。↓

この時は自分は運転で飲めなかったため、代わりにDW亮にテイスティングしてもらったので、自分はヲイニー止まり。最近、余市蒸留所にたまたま行っていた友達が「鶴あるけど買っとく?」と急遽電話をくれて即買い依頼。やっとこさBAR11のカウンターに届きました。

エチケットの鶴の文字は2台目の竹鶴威さんの直筆デザインだとか。

鶴は全部で3種類が販売されたそうです。
①17年
②陶器製
③蒸留所限定
今回のは③です。②が初めに登場してその後①が登場。①は2015年に終売となっています。

因みに鶴が完成したのは1976年、竹鶴政孝が亡くなる3年前だそうです。そのため、鶴は竹鶴政孝が生涯をかけて完成させた最高傑作。なんて事も言われています。竹鶴政孝と言えばスコットランド出身の奥様「リタさん」も有名です。そして 番いになるとどちらかが命尽きるまで添い遂げる鶴・・・

鶴の完成時、リタさんは亡くなっていらしたのですが、「奥様と二人で作り上げた最高傑作」であるこのウィスキーを支えてくれたリタさんへの想いも込めて「鶴」と命名したのかも知れませんね。ボトルのキャップを見てみるとやはり鶴が二羽描かれています。

二羽いるのはきっと番い!?

あくまでいろんな考察をされている方や私個人の憶測に過ぎませんが、ロマンチストだったと言われている竹鶴政孝だけにホンマに有り得そうなお話でした。でもなんだか素敵ですね。

鶴、無くなる前に是非飲んでみて下さい♪