先日も書きましたが、明日6月6日(火)はソムリエ飛鳥出勤日です。

飛鳥好みなワインのご用意がございますので、ワイン好きな方もそうでない方も是非お立ち寄りくださいませ。23:00頃までは居るはず。

ご来店お待ちしております!

今週もまた、週末は雨による営業妨害を食らっています(笑

昨日当ブログで紹介したポートシャーロットSC:01をテイスティングしてみたので軽く紹介

今回試したのは
・ストレート
・ちょい加水
の2パターン

香りに関して、まずフェノール値40ppmはそこまで強く感じ取れませんでした。確かにピート感はあるのですが、思ってたほど強烈な印象はなく、ハチミツやピーチ缶、ほんのり花梨といった感じでフルーティー&スウィーティーなピート香が漂っています。あとウッディー感は少し拾えました。

飲んでみるとアルコール感はやや強いですが、55度とは思えない飲みやすさ。というより「55度にしては飲みやすい。」と感じました。何となくシュガーバタークレープを思い出しました。甘い煙の横でいろはすを飲んだり、ちょっと焼けたクラッチ板の車に乗って桃の天然水を飲んだあの頃を思い出しました。ちょっと書いてて意味不明なんですがそんな感じです。(え?)

因みに加水すると香りは立つのですが辛く感じました。それはそれでスパイシーな感じで良いんですが、個人的にはストレートが好きです。(雑w

まぁ「百聞は一飲に如かず」是非一度ご賞味ください♪

10年と比較してみたくなってきた・・・

もう6月なんですね。今月終わったら今年半分終了・・・早い。

さて、湿度も気温も上がってきて感じ悪い季節がやってきますね。(夏苦手)BAR11ではモヒートがやはりこの時期は人気です。

が、今回は新たに入荷した「ポートシャーロットSC:01」をご紹介。

ポートシャーロットは1829年~1929年まで稼働していた蒸留所の名前(途中で「ロッホインダール蒸留所」に改称)。現在こちらのウィスキーは隣町?にあるブルックラディ蒸留所が作っています。(ブルックラディ蒸留所は1881年創業)

因みに旧ポートシャーロット蒸留所は一部がバター工場として1990年代まで稼働、倉庫の一部は現在もウィスキー倉庫として稼働しています。

ブルックラディ蒸留所も1994年に創業停止となりますが、2001年に投資家グループが蒸留所を買収。復活を遂げます。2004年にはアイラ産大麦からウィスキーを作るべく、島内の農家とパートナーシップを結んだそうです。

で、2006年にポートシャーロット、2008年からあのオクトモアを作り始めました。今のポートシャーロットシリーズは2018年から作り始めたようです。

そして今回のボトル「SC」ですが、SCは「SAUTERNESCASKS(ソーテルヌ カスク」の略称です。しかもなかなか注目点は

「3グループの異なる樽熟成をした原酒をブレンドして誕生したボトル」

という点。どーゆーこと?ってなりますよね。

熟成グループ1:シェリー樽で3年熟成の後に、ファーストフィル ソーテルヌワイン樽にて3年半熟成、その後セカンドフィル アメリカンウイスキー樽にて3年熟成

熟成グループ2:セカンドフィル アメリカンウイスキー樽で6年熟成の後に、セカンドフィル ソーテルヌワイン樽にて3年半熟成

熟成グループ3:ファースト、及びセカンドフィル アメリカンウイスキー樽で6年熟成の後、ファーストフィル ソーテルヌワイン樽にて3年判熟成

ちゃんと全グループにソーテルヌ樽が絡んでますね。 ソーテルヌって聞くだけで甘党な私はたまりません。PX等の甘口シェリー樽とは違った感じに仕上がってるんでしょうね。

そして公表されているフェノール値ですが「40ppm」。アイラ好きにはフツーですね。そこまで強烈な印象はありませんが飲んでみたらどうなんでしょうね?楽しみです。

ええ、実はまだ私も飲んでいないので誰かボトルの口開けしに来てください(笑

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